《エジプト・アラビア語研修を終えて》体験記
《エジプト・アラビア語研修を終えて》
コースとゼミの学生7名が、アイン・シャムス大学における1か月間のアラビア語研修を終えて帰国しました。語学だけでなく、エジプトの「ひと」と歴史・文化に触れたのが印象深かったようです。体験記の引用です。
「エジプト、といえばピラミッドではなくエジプト人だと私は思います。私は、約1か月間の語学研修に参加し、カイロに滞在しましたが、私にアラビア語を教えてくれたのは、先生方は勿論、現地の学生、道端で会う子供、タクシー運転手、大家など、様々な人でした。生活の中で少しずつ身についてゆく感覚が、アラビア語は確かに言葉なのだと実感させてくれました。また、エジプト人は初対面であっても、とても親身に話を聞いてくれました。温かさを持っていました。その彼らが日本人は素晴らしいと言ってくれるのですから、私は身の引き締まる思いがしました。この滞在期間中、日本食が恋しいなど、確かに苦労もありましたが、日本では味わえない生活の実感がありました。私はまた、あの場所に戻りたいと思っています。」(文学部2年 森才人)