【終了しました】日本中東学会第29回公開講演会 「自伝が語る世界―近現代の中東・中央アジア」 のお知らせ(11/12)
来る11月12日、日本中東学会第29回公開講演会 「自伝が語る世界―近現代の中東・中央アジア」 が開催されます。
日時:11月12日(日) 13:30-17:00
会場:成蹊大学6号館301(Zoomウェビナー併用のハイブリッド)
主催:日本中東学会
共催:成蹊大学アジア・太平洋研究センター
一般参加・無料 学会員に限らず、どなたでもご参加いただけます。
オンライン参加の場合11月9日(木)までに、登録フォームよりご登録ください。会場参加の場合は登録は不要です。
[登録フォーム]https://forms.gle/ZfTdyrZVBGgqAhrJA
※前日までに登録先メールアドレスに当日のZoomリンクをお送りします。
[問い合わせ先] igarashidaisuke@waseda.jp(五十嵐大介、日本中東学会企画担当理事)
プログラム:
司会 嶺崎寛子(成蹊大学)
講演
佐々木紳(成蹊大学)「自伝のなかのオスマン帝国――ミドハト・パシャがみた近代」
磯貝真澄(千葉大学)「ソ連初期のムスリム知識人の自伝的回想を読む:ウラマーとボリシェヴィキ」
岡崎弘樹(亜細亜大学)「2000年代シリアにおける自伝ブームとその行方――エキュメニカルな社会の模索」
コメント
小松久男(公益財団法人東洋文庫)
後藤絵美(東京外国語大学)
登壇者プロフィール
佐々木 紳(ささき・しん)
専門は、トルコ近現代史(オスマン帝国の近代化改革)。成蹊大学文学部教授。著書に『オスマン憲政への道』(東京大学出版会、2014年)、訳書にアフメト・シェフィク・ミドハト著『ミドハト・パシャ自伝――近代オスマン帝国改革実録』(東京大学出版会、2023年)、編書に成蹊大学文学部学会編『歴史の蹊、史料の杜――史資料体験が開く日本史・世界史の扉』(責任編集、風間書房、2023年)など。
磯貝 真澄(いそがい・ますみ)
専門は、中央ユーラシア近現代史(ロシアのウラマーとムスリム社会)。千葉大学大学院人文科学研究院准教授。共編著書に『帝国ロシアとムスリムの法』(昭和堂、2022年)、『中央ユーラシアの女性・結婚・家庭:歴史から現在をみる』(国際書院、2023年)がある。
岡崎 弘樹(おかざき・ひろき)
専門は、アラブ近代政治思想(ナフダ思想やイスラーム改革主義)、現代シリア文化(1967年以降の思想・文学・映画)研究。亜細亜大学国際関係学部多文化コミュニケーション学科専任講師。著書に『アラブ近代思想家の専制批判―オリエンタリズムと〈裏返しのオリエンタリズム〉の間』(東京大学出版会、2021年)、訳書にヤシーン・ハージュ・サーレハ著『シリア獄中獄外』(みすず書房、2020年)など。
小松 久男(こまつ・ひさお)
専門は中央アジア近現代史。東京大学名誉教授、東洋文庫研究員。主著に『革命の中央アジア-あるジャディードの肖像』(東京大学出版会、1996)、『イズラヒム、日本への旅-ロシア・オスマン帝国・日本』(刀水書房、2008)、『激動の中のイスラーム-中央アジア近現代史』(山川出版社、2014)、事典の共編に『岩波イスラーム辞典』(岩波書店、2002)、『中央ユーラシア文化事典』(丸善出版、2023)など。
後藤 絵美(ごとう・えみ)
専門は、近現代イスラーム研究、ジェンダー。東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所助教。著書に『記憶と記録にみる女性たちと百年(イスラーム・ジェンダー・スタディーズ5)』(共編著、明石書店、2023年)、訳書にナディア・ワーセフ著『シェルフ・ライフ――カイロで革新的な書店を愛し育て、苦悩した記録』(G.B., 2023年)がある。
連絡・問い合わせ先
五十嵐大介 igarashidai@nifty.com
