教員紹介

大稔哲也 教授
専門は文書や写本を使った前近代の中東社会史研究、とりわけエジプト・カイロの死者の街をフィールドとしてきました。また、オールド・カイロ地区に住み込み、その庶民生活について人類学的フィールドワークも続けてきました。さらに、近年は2011年エジプト1月25日革命についても共同研究を行っています。
■担当授業
ヨーロッパ・地中海・イスラーム文化研究1
中東・イスラーム基礎研究など
■担当演習
中東・イスラーム演習5・6など

五十嵐大介 教授
マムルーク朝時代(1250-1517年)エジプト・シリアの国家制度、財政、土地制度、イスラーム寄進制度(ワクフ)などについて研究しています。大学院時代にはJICA青年海外協力隊で二年間シリアに赴任していました。
■担当ゼミ
中東・イスラーム研究演習3-1・2(大学院)
中東・イスラーム研究演習1・2(文学部)
■主な授業
中東・イスラーム前近代史1・2

佐藤尚平 教授
アラビア半島の現代史、主にアラブ首長国連邦などのペルシャ湾岸諸国の外交史を研究しています。特に、この地域に強い影響を及ぼしたイギリス帝国との関係から研究してきました。
■担当ゼミ
中東・イスラーム研究演習2-1・2(大学院)
■担当演習
多元文化論系演習
■主な授業
中東・イスラーム研究入門
イスラーム文化世界

小松香織 教授
私の専門分野はトルコ近現代史です。オスマン帝国社会の変容やトルコ共和国との連続性について海事史の視点から探究しています。トルコ人の日本人観にも興味があります。
■担当ゼミ
中東・イスラーム研究演習4-1
■主な授業
東洋史特論9・10

マレト・アレクサンデル 准教授
(Alex Mallett)
中世の地中海を舞台に、キリスト教圏とイスラーム圏の関係について研究しています。特に、十字軍の時代に関心があります。
■担当授業
中東・イスラーム研究特論3・4(大学院)